Symfony 2 の sandbox を試してみました (web/check.php だけ)

パリでおこなわれた Symfony Live 2010 にて、 Symfony 2 のプレビューリリース版が 2 月 17 日 19 時頃に GitHub で公開されました(ただし日本時間では 18 日 3 時頃という日本人泣かせな時間。今頃現地の方々は手元で Symfony 2 と戯れているんでしょうね、うらやましいです)。 http://github.com/symfony/symfony/

ということでもう寝たいのですが、 sandbox に web/check.php という動作環境確認用のフロントコントローラがいるので、それだけでも動作させてみました。

以下、取り急ぎ手順です:

$ cd /path/to/document-root
$ git clone git://github.com/symfony/symfony-sandbox.git
$ cd symfony-sandbox
$ chmod -R 0777 hello/cache
$ chmod -R 0777 hello/logs

で、 http://example.com/symfony-sandbox/web/check.php にアクセスしてみた結果がこの日記に貼り付けた画像です。 Propel で推奨されている XSL 拡張が入っていないのと short_open_tag が有効になっている関係で警告が出ていますが、 Propel はもう使わないし、 short_open_tag については使うと僕の PHP では警告出してくれるため意図して On にしているのでこちらも問題ないと思います。

まだチュートリアルを一通りと、コントローラ周りのコードを眺めただけですので何とも言えませんが、フレームワークの核の部分は充分出来上がっている印象です。symfony 1が供給していたアクションの生成やプラグインメカニズムなどをはじめとする便利機能はまだなさそうですが、 Web アプリケーションフレームワーク単体として見ればもう既に利用できる段階にはあると思います。 (※もちろん現状では symfony 1.4 を使うべきなのは言うまでもありません)

ということで手元の環境では晴れて Symfony 2 が使えるようになったので、 3 年後に訪れる symfony 1.4 のサポート切れに備え、積極的に Symfony 2 を使って手を馴らしていこうと思います。(生の PHP を使うかどうか迷うくらいのもの凄い小さい Web アプリは Symfony 2 を使って書きはじめるとか?)

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